義賊 ：★ブラッキー♂　クロッカス：★グライオン♂
すぴで楸が連絡先を渡した流れを実はクロッカスが見ていました
という感じです、義賊メンバーに対しては常に行動を把握してそう
もし連絡先のあれで裏麻さんじゃない他の人に訪ねられたら楸は
どうするつもりなのかな！まあ、クロッカスが来る前に足止めして
そうだけども…連絡先渡す流れを書いた後そんなこと考えてました
何があってもおいしいです。義賊は正義ではないってところがまた
良いよね、結局義賊とか言ってもやってることは窃盗だからね
義賊はダークヒーローに入るのだろうか？

追記で楸とクロッカスの雑談的なもの

「………」

「お疲れ様、楸くん」

「…見てるとか趣味悪いな、隊長」

「もう隊長じゃないって前から言ってるんだけどな？
でも珍しいね。楸くんが簡単に連絡先教えるなんて」

「これくらい別にいいだろ、身バレしてねえし」

「悪くはないけど、本当に教えて良かったの？…楸くん」

「…分かんねえよ、そんなの。俺はただ…」

「放っとけなかった、それが理由ってちゃんと分かってるよ。
でもね楸くん、ボクたちは正義じゃない。所詮偽善者だよ
どれだけ活動しようと決して褒められたことじゃないんだから」

「ああ、分かってる。この道選んだときからそれくらい…」

「キミがこういう行動に出るのは放っとけないからだけじゃない
このことを自分の力不足のせいと感じているから
過去の自分のような境遇の子がありふれているんじゃないかと
そう思ってしまうから、それが嫌だからだとボクはそう感じている」

「今日は、よく喋るんだな」

「たまにしか顔出してないからね、埋め合わせだよ」

「…要らねえし」

「くすっ、冗談だよ。あと、ニールの用事はボクの方でまた今度
訪ねとくよ。今回は無駄足にさせて悪かったね、嫌だったろう？」

「まあな…俺は帰るけど、隊長はどうすんだよ」

「ボクはまだ仕事がしたいから帰らないよ、またね楸くん」

「………。



俺に、どうしろって言うんだよ、何が言いたいんだよ。…わかんねえよ
……この手じゃ、所詮。本当の救いにはならないんだろうな…切ねえ」

楸はクロッカスを隊長と呼ぶ、クロッカスが元義賊リーダーだった名残
楸は幼少期に生きるために裏で殺しをして金を稼いでいたため
内心では自分の手を汚いと思っていて現在でもそれを引き摺っている
たまに手を見つめてどこか遠くを見ていることがある、そのときは
過去のこと考えていることが多い（クロッカス談）