基本的にポケ擬、たまに他ジャンル。内容が日記ぽかったりそうでもなかったり。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 アトリエ 過去ロンツィー:★ポニータ♂ お久しぶりです守沙翔です。冬休みに入りました、私は元気です 絵はワンドロお題「ポニータ」で描かせていただいたものです ★ギャロップ♂のロンツィーの進化前ということで即席で! 彼はアトリエ組の中で最もコルアとの付き合いが長いです ということで、少しロンツィーの過去語りをしようかと ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 槍の腕を評価され、街で自警団として活動していた彼は 活動の最中に事件に巻き込まれて致命傷を負ってしまう 段々と力が抜け、もう駄目だと諦め始めたその時 不思議な雰囲気の声が聞こえた 「貴方、まだ生きていたい?」 そんな願ってもない言葉、その囁きに「勿論」だと 勢いのままに答えれば声はおかしそう笑った 「それじゃあ、契約しましょうか」 楽し気な声が頭に響き、それと同時に視界はブラックアウト 目を覚ました時には辺りを見回せば見覚えのない部屋 扉を開けて部屋を出る、廊下を進めば綺麗に整頓された部屋 ――――アトリエと思われるそれが目の前に広がる そこには女性が一人、本を片手に立っていた 「起きたみたいね」 そう言って振り向いた女性の声はあの囁きと同じ声 ドクンと嫌な心音が彼の身体の内に響く、同時に感じる悪寒 一瞬にして思い出す光景 先程までの死にかけだった自分、今は怪我一つない自分 ――何かがおかしい、そして原因は目の前の女性にある そう確信していた、何故そう思ったのかは彼にもわからなかった 彼の様子に気づいたのか、女性はほほ笑みながら口を開いた 「私の噂を貴方は聞いているのかしら、私はこの森の住む魔女 コルア・フィズレントよ。好きなように呼んで頂戴」 彼は女性の噂を聞いたことがあった。酒場でよく聞く噂の一つ あの森には魔女が住んでいる、魔女の領域を荒せば消されると 自分はこの魔女の領域とやらに入り込んでいたのだろうか そもそもこの魔女の住む家すら誰も見つけられたことがないのだ なら、なぜ自分はこの場所に招かれた?彼女は何のために自分を 彼の考えを読み取るかのように、彼女は数回うなずき口を開く 「……そうね、貴方とはこれから長い付き合いになるわ なんたって貴方は私と契約したのだから。簡単に解約できない よろしく頼むわよ、ロンツィー?」 そんな言葉とは裏腹に、その微笑みは噂に聞く悪魔のような 魔女のものとは思えないほど穏やかで優しい笑顔だった――。 PR ● コメントフォーム |
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